2011年5月アーカイブ
明太子『ふくや』工場見学と手作り体験
源喜会2日目は、博多と言えば明太子ということで、ふくやさんの工場見学と手作り体験に行きました。明太子の歴史や製造工程の説明の中で、韓国語の『明太』=スケトウダラの子という意味で明太子と呼ばれる様になったことや博多で明太子を製造している業者数が約200社に上る事、製造工程では、唐辛子のブレンドや調味液によって各メーカーの味が異なっていることなどを聞きました。
『ふくや』さんの工場見学後、大名にある料亭『稚加栄』にて昼食を食べ、今回の源喜会は、解散となりました。
次回の源喜会は、富山県の三和製玉さんの新工場見学をメインに計画することになり、10月か11月に実施することになりました。
オーケー食品工業株式会社 工場見学
上半期の源喜会は、本州を離れて初めて九州に行きました。
味付けいなりでは国内トップシェアを誇るオーケー食品工業(株)を訪問し、揚げの生産工場2か所(新・旧工場)と味付けい工場1か所の合わせて3工場を見学しました。揚げの生産工場として、近代化された最新の設備を備えた新工場も見学致しました。毎日、30tの大豆を原料に使用し、各地域に合ったサイズ、味のいなり揚げを生産されています。製造工程で出来るおからも飼料として有効活用されているとのことでした。また、品質管理室では、毎日2000個のいなり寿司を実際に作り、揚げの破れなどの検品がされている事にも感銘を受けました。ちなみにこのいなり寿司は、工場内に勤務するパートさんや社員さんによって無駄なく食されているとのことでした。いなり揚げの他、がんもどきや味付け高野等も生産されていました。新工場は、ほとんどが機械化されていて、旧工場に比べると人員が非常に少なく、また、衛生的な工場という印象を受けました。現在は1ラインのみの設置でしたが、もう1ライン設備を導入することが出来るスペースがありました。